「光の街~In My Hometown」(2008)
いつからだろう
コンサートの最後にみんなで「光の街」
手拍子も入って客席からでも参加できる
これからもアンコールは「光の街」
みんなで手拍子が浸透すると良いな
解説
小関佳宏君の指導している
30周年記念の委嘱作品
2008年12月6日初演
「光の街」は、陽の光や、川の流れ、
自然の息吹で、きらめき輝いているイメージ
仙台という具体的な街でも、
または、あなたが住んでいる街でもいい
ちなみにこのタイトル「光の街」は
僕の1stCD「秋のソナチネ」ジャケットの絵(版画)の
原題でもある(版画家・安本秀を作)
学生のために作りということは
作る方も若々しい気持ちになれるので楽しい
この曲の場合はポップなシンコペーションが
普通に出てくるリズムを意識的に用いた
僕の一つのスタイルだが、福祉大の学生は
難なく弾きこなしていたようだ
また、途中手拍子をする遊びの箇所があり
当初1stと3rdにしかなく
2ndには我慢してもらう形だった
それが初演後も気になっていて
今回の出版の際にやはり書き改めて
全パートが手拍子をするように改作した
(初演2ndのメンバーの方、ごめんなさい)
これは本番よりも練習を楽しくするためのアイディア
手拍子だけを一生懸命みんなで練習して
ピタッと合った時には盛り上がった!
などの話を学生から聞いたときは
「青春だなぁ」
と羨ましくなった
(佐藤 弘和)
演奏
2017年8月13日 芝崎学習館
佐藤弘和作品を楽しむ会Vol 3
出演者合同合奏