GGサロンで
佐藤弘和作品を広める会に
ブルーベルギター合奏団で
参加します
「森の中へ青い花を探しに」
演奏します。
美しいけど難解な曲
が私の第一印象
弘和先生の解説を読むと
この曲の真価が分かります
これから、この曲が
もっと弾かれる様になる
そんなきっかけになる演奏が出来るように頑張ります
佐藤弘和先生の解説
ブルーベルギター合奏団第20回定期演奏会のために書下ろし、
2005年2月19日に初演
「風にのって遠くの森へいこう」の続編として構想したもの。
一致団結してたどり着いた森の中で皆が見つけた青い花の
本当の意味は?
という謎解きめいたメッセージがあるのだが…。
もったいぶる必要もないのでここで謎解きをしてみよう。
その「青い花」とは「ギター音楽における”美しい音・歌”である」
というのが答え。
最初から神秘的で不安定な曲想で始まるのは
まだ美しい音楽を見つけていない状態で
そして途中に激しい葛藤があったり、
勇気をもって立ち向かおうとしたりする。
ついに見つけた青い花がまさに開かんとする曲の中程で曲想が一変。
明るい雰囲気が支配的となり音も少なく単音中心となる。
これは一音の美しさを発見する過程を意味している。
そして徐々に音が重なり合ってひとしきり盛り上がって
頂点を迎えた瞬間えもいわれぬ美しいメロディ・歌が生まれ
皆が満足感にみたされていく…そんなストーリー。
これがわかっていなければ、聴くにも演奏するにも
音楽的に理解しにくい曲になってしまったかもしれない。
逆に言えば、そのストーリーと意味さえわかれば
曲の世界を十分に理解して味わえるのではなかろうか。
皆さんもご一緒に森のなかへ青い花を探しに行きましょう。